
中型テントは、多くのイベントで非常によく利用され、間口4mから10m未満のものを中型と呼んでいます。
間口10m以上のテントは大型テントと呼び、別の記事で紹介しています。
> 【大型テント比較】大規模イベントでレンタル使用するテントの選び方とその特徴
中型テント選びにおいては、豊富なバリエーションと設営の手軽さ、デザイン性(注目されやすさ)、そしてコストパフォーマンスで、目的や用途、条件に合ったご提案をしています。
展示会、野外フェスティバル、セミナー、パーティーなど、あらゆるイベントシーンでレンタル使用されるテントを種類ごとにご紹介します。
今回の記事では、定番の切妻屋根で実用性の高いアルホールテントや、とんがり屋根が印象的なヨーロピアンテント、六角形が特徴のビエナテント、キャスター付きで効率的に設営ができるV2テントといった中型テントの特徴と用途をご説明します。
テント選びで迷っている方向けに、比較いただけるようにまとめました。ぜひ参考にしてください。
目次
- 1.中型テントの種類と特徴
- 中型テント 比較表
- 2. 【アルホールテント】迷ったらこれ!汎用性が最も高くオプション豊富な万能テント
- 選べる豊富なオプション
- 3. 【ヨーロピアンテント】目を引きやすいヨーロピアンテイストの角錐状テント
- 4. 中型テントの選び方 5つのポイント
- 1.サイズ
- 2. デザイン性
- 3. 設営の手軽さ
- 4. 耐久性と安全性
- 5. コストパフォーマンス
- 5.利用シーン別 おすすめテント
- 1. 小規模イベント:アテナテント、ローダーテント、V2テント
- 2. 高級感を重視したイベント:ビエナ、センチュリーテント
- 3. 実用性を求めるイベント:アルホールテント、LIRIテント
- 6. まとめ
1.中型テントの種類と特徴
中型テントを選ぶポイントは設営の手軽さ、耐候性、用途により異なります。設営時間が短く済むV2テント、長期間の利用ができ耐候性に優れるアルホールテント、高級感を演出するビエナテントやセンチュリーテントなど、イベントで重視する内容に合わせて選べます。
中型テント 比較表
テントの種類 | 設営の手軽さ | 耐候性 | 適したイベント |
アルホールテント | 〇 △ | 高い | 展示会、屋外セミナー、パーティー |
ヨーロピアン テント |
〇 | 中程度 | プロモーションブース、受付スペース、小~中規模イベント |
ビエナテント | △ | 高い | 高級パーティ、特別展示、ブランドイベント |
パーティテント | 〇 | 中程度 | ガーデンパーティ、企業イベント、式典 |
センチュリー テント |
〇 | 高い | 中~大規模イベント、目立つメインブース |
V2テント | ◎ | 高い | 設営・撤去時間がタイトなイベント |
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2. [アルホールテント]迷ったらこれ!汎用性が最も高い、オプション豊富な万能テント
アルホールテントはイベント設営において高い汎用性とデザイン性を兼ね備えた万能テントです。
その特徴は、機能性、拡張性に加え、選択できるオプションの豊富さにあります。
間口5m~30mまでのサイズ展開があり、5mピッチで奥行きを延長できます。中型のみならず大型テントまで選べるバリエーションの豊富さと、選べるオプションが多いことで選ばれることが非常に多いテントです。
選べる豊富なオプション
3.[ヨーロピアンテント]目を引きやすいヨーロピアンテイストの角錐状テント
周囲から注目されやすく集客力が高い見た目を持つテントが、ヨーロピアンテントです。
美しい角錐状の屋根が特徴で、そのデザインがイベント会場に特別な雰囲気を与えてくれます。センチュリーテントやLIRIテント、ローダーテント、アテナテント、V2テントが、この角錐形の屋根を持っています。
一般的な切妻屋根のテントに比べて遠くからでも非常に目を引きやすく、催し物をやっているという期待感を来場者へ与えます。

ローダーテント

アテナント
ヨーロピアンテントは、見た目の美しさだけでなく、実用性にも優れています。
角錐状の屋根は雨水が溜まりにくい設計で、天候が変わりやすい屋外イベントでも安心です。
また、広々とした無柱空間を確保できるため、内部を自由にレイアウトでき、展示ブースや観覧エリア、休憩スペースとしても使えます。
特に、結婚式や高級パーティー、企業のプロモーションイベントなど華やかさが求められる場面でその魅力を最大限に発揮します。視覚的なインパクトがあるだけでなく、機能性を兼ね備えている点で選ばれています。
サイズバリエーション
テントの種類 | サイズバリエーション |
センチュリーテント | 6m×6m |
LIRIテント | 3m×3m、4m×4m、5m×5m、6m×6m |
ローダーテント | 3m×3m、4m×4m、5m×5m |
アテナテント | 4m×4m、5m×5m |
V2テント | 5m×5m |
4. 中型テントの選び方 5つのポイント
イベントに最適な中型テントを選ぶには、規模や目的、会場の条件に合わせた判断が重要になります。 中型テント選びで重視するポイントを5つご紹介します。
1. サイズ
中型テントのサイズは、イベントの規模や収容人数、会場スペースに応じて選ぶ必要があります。たとえば、少人数向けのプロモーションイベントや受付スペースには、3m×3mや4m×4mのテントが適しています。一方、大規模な展示会やパーティーでは、5mや6m以上の間口を持つテントを選ぶことで、広いスペースを確保できます。

2. デザイン性
イベントのテーマやブランドイメージに合わせて、テントのデザインを選ぶことが重要です。ヨーロピアンテイストのテント(センチュリー、ビエナ、LIRIなど)は、美しい角錐形の屋根が特徴で、遠くからでも目を引きます。華やかさや特別感を演出したい場合に最適です。一方、実用性を重視する場合は、シンプルなアルホールテントが適しています。3. 設営の手軽さ
イベント準備のスケジュールや人員体制を考慮し、設営のしやすさも重要です。アテナテントやローダーテント、V2テントなどの軽量テントは、少人数でも短時間で設営が可能です。一方で、アルホールテントやセンチュリーテントは高い耐久性がある反面、設営には機材や時間が必要になる場合があります。イベントの準備期間に余裕があるかどうかも、テント選びの判断材料にしましょう。

4. 耐久性と安全性
中型テントを選ぶ際には、天候の変化に対応できる耐久性と安全性も見逃せません。雨や風が予想される場合は、アルホールテントのように耐風性や耐水性が高いものを選ぶと安心です。また、強風地域や長期間の使用を予定している場合は、頑丈な構造である必要があります。5. コストパフォーマンス
レンタル費用や設営コストも、テント選びで考慮すべきポイントです。レンタル期間と、設営・撤去にかかる人件費を比べ、安全性も同時に検討する必要があります。

5. 利用シーン別 おすすめテント
1. 小規模イベント:アテナテント、ローダーテント、V2テント
アテナテントやローダーテントは、3m×3mや4m×4mといったコンパクトなサイズが特徴で、小規模なプロモーションイベントや受付ブースに最適です。V2テントは設営が簡単で軽量なため、短時間での準備や頻繁な設営・撤去が必要なイベントにぴったりです。シンプルなデザインでありながら、実用性とコストパフォーマンスに優れています。
2. 高級感を重視したイベント:ビエナ、センチュリーテント
ビエナやセンチュリーテントは、高級感を演出したいイベントに最適です。結婚式、ガーデンパーティー、企業のプロモーションイベントなどで、特別感演出できます。デザイン性にも優れ、会場全体の雰囲気を格上げするテントとして活躍します。
3. 実用性を求めるイベント:アルホールテント、LIRIテント
アルホールテントやLIRIテントは、広々とした内部空間を確保できる実用的なテントです。また、展示会、屋外セミナー、長期イベントなど多目的に対応可能で耐久性やカスタマイズ性に優れています。設営の自由度が高く、豊富なオプションがあるため、様々なイベントに対応できます。
6. まとめ
中型テントは、イベントの規模や目的、デザイン性、実用性に応じて選ぶことが重要です。アテナやローダーテント、V2テントは小規模イベント向け、ビエナやセンチュリーテントは高級感を求めるシーンで活躍します。アルホールテントやLIRIテントは、実用性とカスタマイズ性に優れ、幅広いイベントで使用可能です。それぞれの特徴を理解し、最適なテントを選ぶことで、イベントの魅力を最大限に引き出してください。
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